EdonoKazu– Author –
EdonoKazu
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二重基準=植民地主義の仮面
東インド会社の時代から、西欧の行動を振り返るたび、胸に湧き上がるのは静かな怒りと深い不信である。 歴史の教科書では「文明の進歩」や「自由貿易の拡大」として美化されるあの時代の実相は、アジアの側から見れば、自分勝手な理屈で覆われた搾取の連続... -
ウクライナ戦争、継続を煽る報道しか見ないのはなぜか?
連日報じられる中東の戦火、だが、ここ一週間ほど、米・イスラエルとイランの間で大規模な攻撃の応酬はめっきり減った。 公式発表に「作戦継続中」の文字が躍る一方で、現場では双方とも使えるミサイルが底をついているのではないか、という見方もある。「... -
平和は、国連・EU・NATO抜きが良いようで
主流メディアの報道は、相変わらず迷走している。 だが、イランをめぐる紛争も、終幕が近づいているように見える。 私は紛争案件を見るとき、当事者本人の発信と思える情報に集中することにしている。レバノン政府の公式発表、パレスチナ自治政府の声明、... -
トランプは中東で誰と交渉をしているのか?
イラン情勢の「報道」が、相変わらず、よくわからない。 トランプ大統領はイランについて「彼らは我々に贈り物をくれた」と語った。 一方、イラン側は交渉の存在そのものを否定している。 トランプが話しているイランと、メディアが紹介しているイラン、本... -
報道『ある一方向からの視点』
久々に新聞を広げて、思わず吹き出した。 グローバリズムと帝国主義への盲信を促す言葉、そして「ある一方向」からの視点が、紙面にきれいに整列している。2026年3月になっても、まだこれか… 某紙曰く、 『近年の〜中国による海洋進出〜トランプ政権の〜、... -
NATOとは? 5/5 トランプ「脱NATO」
2026年3月17日、トランプ大統領はTruth Socialにこう投稿した。 「我々はNATO加盟国の支援をもはや必要としない―必要だったことなど一度もない!」 皮肉なことに、この言葉を最も正直に受け取るべきなのは、NATOを批判してきた側ではなく、NATOに依存して... -
NATOとは? 4/5 イラク侵攻
イギリスとフランスが作った人工国家と大量破壊兵器の嘘 嘘をついて戦争を始めた者が、誰一人裁かれなかった。 これが21世紀最大の国際法ジョークだ。2003年3月、米国は「イラクは大量破壊兵器を保有している」と主張し、国連安保理の承認を得ないまま主権... -
自由から公正へ―APEC 2017:トランプが宣言する世界秩序の転換点
今頃知って、ただただ、感動した。 トランプは2017年、すでにアジア諸国に向けてこう言っていた。 「あなたがたも自国を第一に考えていい。その上で、対等に繁栄しよう」と。 先進国が周辺国を搾取し続けるのが「ルールに基づく国際秩序」だと思い込んでい... -
トランプが日本を選んだ
最近の国際情勢は、衝撃の連続だ。 イスラエルがイランのサウス・パルスガス田を攻撃した直後、ドナルド・トランプ大統領は即座にこれを公に非難した。Truth Socialに「イスラエルは、この極めて重要で価値の高いサウス・パルス油田への攻撃を、これ以上行... -
NATOとは? 3/5 リビア空爆
カダフィ暗殺:帝国主義による国民国家解体 「我々は来た、見た、彼は死んだ」。 2011年10月20日、カダフィの死亡報告を受けたオバマ政権の国務長官ヒラリー・クリントンは、カメラの前で笑顔とともにそう言い放った。 古代ローマの英雄カエサルの言葉をも...
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自由貿易=自殺協定
未来予測特集、でご存じの方も多い英『エコノミスト』誌。 スノッブと狂気が漂ってくる雑誌を開くと、そこには現実の世界とは180度異なる、 彼らの妄想上の楽園が整然とした―それでいて意図的に難解で、読者に「これが理解できないのは君の知性が足りない... -
イラン炎上 「永遠の戦争」の終焉
トランプが断行するグローバリスト利権の強制清算 トランプ政権による「戦争の大掃除」が再開されたようだ。 2026年2月、中東の夜空は再び燃え上がった。しかし、今回の炎はこれまでとは毛色が違う。アメリカによる電撃的なイラン攻撃は、単なる報復の応酬... -
永遠の戦争 1:「見えない帝国」
人類を支配する「見えない帝国」、東インド会社から優生学への系譜 義務教育という名の「思考の去勢」を終えた人々は、世界史の教科書を通じて、大英帝国を「産業革命を成し遂げ、議会制民主主義を育んだ文明の先駆者」だと思い込まされている。実に見事で... -
トランプが日本を選んだ
最近の国際情勢は、衝撃の連続だ。 イスラエルがイランのサウス・パルスガス田を攻撃した直後、ドナルド・トランプ大統領は即座にこれを公に非難した。Truth Socialに「イスラエルは、この極めて重要で価値の高いサウス・パルス油田への攻撃を、これ以上行... -
大英帝国の狂気と堕ちた「男爵」
スターマー政権、崩壊へのカウントダウン 紳士の国という言葉があったが、イギリスって今やなんの国か……。 ピカピカに磨きあげられた靴と完璧な結び目のネクタイの裏で、彼らがせっせと励んでいたのは、国家の運営ではなく、エプスタイン島での不適... -
エプスタインもロシアのせい?
英国スパイは二度詐欺を働く 「困った時のロシア頼み」、もはや西側情報機関の伝統芸か… かつてドナルド・トランプをモスクワの言いなりであるかのように仕立て上げようとして、アメリカ政治を数年にわたり空転させた英国情報部MI6の元ロシアデスク責任者... -
戦争を続ける大英帝国の「伝統」
ここまでハッキリと言うようになったのか!?。 「欧州は、いかなる代償を払っても平和を求めようとする米国の動きに対し、ウクライナが抵抗するのを支援している」 これは、大英帝国の司令塔であるシンクタンク「チャタムハウス」が発信したメッセージの一... -
戦争屋は諦めない
アメリカ国家情報長官トゥルシー・ガバードが辞任するそうだ。 これまでの彼女の活躍を高く評価してきた私としては残念だが、ご家庭の事情とあれば仕方がない。ご家族の幸せを祈念したい。 国家情報長官(DNI)とは、18ある米国の情報機関を統括する立場で... -
陰謀論=言論封殺ツール
その冷笑は、誰の指図か? SNSのタイムラインに「陰謀論」という三文字が流れてきた瞬間、あなたの指先はわずかに加速しなかっただろうか。内容を一行も読まないうちに、脳内に心地よい優越感が滲む。「ああ、またあちら側の人が何か言っている。自分は騙... -
「知識は力なり」、情報戦の原理
フランシス・ベーコンを覚えている人がどれくらいいるだろうか。 「知識は力なり」という格言を残した御仁である。 近代科学の礎を築いた哲学者、経験論の父、科学革命の先駆者、そういった賞賛の言葉が並ぶ。 1561年、ロンドンの名門家系に生まれ、ケンブ...