EdonoKazu– Author –
EdonoKazu
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アヘン帝国 1/2:主権国家の解体
私たちが学校で教わる歴史は、あまりに「美しすぎる」という欠陥を抱えている。自由貿易は世界に豊かさをもたらし、市民革命は圧政の鎖を断ち切った…。だが、その綺麗事の裏側には、常に冷徹な設計図が存在した。現代のグローバル経済の根底に流れているの... -
欧州最悪の「不良債権」は誰へ?
イランの心臓部が撃ち抜かれた今、グローバリストの帳簿に残された最後の巨大プロジェクトがウクライナである。メディアはここを「民主主義の最前線」と呼ぶが、実態は数世代にわたって構築された国家規模のマネーロンダリング施設に他ならない。特に、こ... -
「悲劇のイラン」というハリボテ
不思議だった。 なんでイランが、世界中を相手に闘えるのか。 そのカネ、どこから出るの? 日本のメディアが報じるイランの姿は、いつも同じトーンで塗り固められている。「西側の経済制裁によって、一般国民は極限の貧困にあえいでいる」という悲劇の絵... -
陰謀論=言論封殺ツール
その冷笑は、誰の指図か? SNSのタイムラインに「陰謀論」という三文字が流れてきた瞬間、あなたの指先はわずかに加速しなかっただろうか。内容を一行も読まないうちに、脳内に心地よい優越感が滲む。「ああ、またあちら側の人が何か言っている。自分は騙... -
パニックは商品:石油価格
石油価格という名の情報戦 演出→「恐怖」はこうして製造される テレビをつければ、派手なBGMと共に「ホルムズ海峡封鎖」「ガソリン200円時代」という見出しが躍る。芸人コメンテーターたちが顔を紅潮させて市民の不安を煽る。連日のパニック演出は、もはや... -
イランはなぜアメリカを憎むのか?
50年の茶番劇が隠す、地政学の深層 イランのニュースを眺めていると、いつも奇妙な錯覚に陥る。テレビ画面の中では、テヘランの街角で星条旗が燃やされ、指導者たちが互いを「悪魔」や「ならず者」と罵り合っている。私たちが物心ついた頃から繰り返されて... -
ハートランドを巡る永い戦い
ハートランド、日本では美味しいビールの名前でもあるけど、ここでは元々の意味で。 ハートランド、その心臓部を握る者が世界を支配するという幻影に囚われ、大英帝国はロシアの領土を切り刻む夢を追い続けた。風に揺れる草原の向こうに、永遠の敵を見出し... -
イラン 海面下での闘い
海上保険=大英帝国の武器の無力化 日本の主要メディアが、またいつもの「オ・シ・ゴ・ト」に精を出している。 ホルムズ海峡の緊張を受け、「エネルギー遮断の危機」や「原油価格の暴騰」をこれでもかと煽り、茶の間に根拠のない不安をデリバリーする作業... -
プロパガンダ=マス・メディア
ニュースという名の「台本付き」エンターテインメント 昼下がりのリビングに流れるワイドショーを眺めて、目が点になることはないだろうか? 画面の中では、華やかなスタジオに並んだ面々が、さも重大な社会問題を議論しているかのように振る舞っている... -
イランを巡る「特別な関係」の清算
無視される欧州と、トランプ流リアリズムの衝撃 戦地の情勢など、TVやネットを見ても何が事実なのか、わかるわけがない。今回はイランの背景で垣間見れる大西洋間のパワーバランスを分析してみたい。 かつて、自らを文明の中心地と任じ、世界のルールを書...
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自由貿易=自殺協定
未来予測特集、でご存じの方も多い英『エコノミスト』誌。 スノッブと狂気が漂ってくる雑誌を開くと、そこには現実の世界とは180度異なる、 彼らの妄想上の楽園が整然とした―それでいて意図的に難解で、読者に「これが理解できないのは君の知性が足りない... -
イラン炎上 「永遠の戦争」の終焉
トランプが断行するグローバリスト利権の強制清算 トランプ政権による「戦争の大掃除」が再開されたようだ。 2026年2月、中東の夜空は再び燃え上がった。しかし、今回の炎はこれまでとは毛色が違う。アメリカによる電撃的なイラン攻撃は、単なる報復の応酬... -
永遠の戦争 1/5:「見えない帝国」
人類を支配する「見えない帝国」、東インド会社から優生学への系譜 義務教育という名の「思考の去勢」を終えた人々は、世界史の教科書を通じて、大英帝国を「産業革命を成し遂げ、議会制民主主義を育んだ文明の先駆者」だと思い込まされている。実に見事で... -
大英帝国の狂気と堕ちた「男爵」
スターマー政権、崩壊へのカウントダウン 紳士の国という言葉があったが、イギリスって今やなんの国か……。 ピカピカに磨きあげられた靴と完璧な結び目のネクタイの裏で、彼らがせっせと励んでいたのは、国家の運営ではなく、エプスタイン島での不適... -
トランプが日本を選んだ
最近の国際情勢は、衝撃の連続だ。 イスラエルがイランのサウス・パルスガス田を攻撃した直後、ドナルド・トランプ大統領は即座にこれを公に非難した。Truth Socialに「イスラエルは、この極めて重要で価値の高いサウス・パルス油田への攻撃を、これ以上行... -
イランはなぜアメリカを憎むのか?
50年の茶番劇が隠す、地政学の深層 イランのニュースを眺めていると、いつも奇妙な錯覚に陥る。テレビ画面の中では、テヘランの街角で星条旗が燃やされ、指導者たちが互いを「悪魔」や「ならず者」と罵り合っている。私たちが物心ついた頃から繰り返されて... -
陰謀論=言論封殺ツール
その冷笑は、誰の指図か? SNSのタイムラインに「陰謀論」という三文字が流れてきた瞬間、あなたの指先はわずかに加速しなかっただろうか。内容を一行も読まないうちに、脳内に心地よい優越感が滲む。「ああ、またあちら側の人が何か言っている。自分は騙... -
エプスタインもロシアのせい?
英国スパイは二度詐欺を働く 「困った時のロシア頼み」、もはや西側情報機関の伝統芸か… かつてドナルド・トランプをモスクワの言いなりであるかのように仕立て上げようとして、アメリカ政治を数年にわたり空転させた英国情報部MI6の元ロシアデスク責任者... -
戦争を続ける大英帝国の「伝統」
ここまでハッキリと言うようになったのか!?。 「欧州は、いかなる代償を払っても平和を求めようとする米国の動きに対し、ウクライナが抵抗するのを支援している」 これは、大英帝国の司令塔であるシンクタンク「チャタムハウス」が発信したメッセージの一... -
永遠の戦争 2/5:世界を操るマネーの心臓部
世界を操るマネーの心臓部 :ロンドン・シティが輸出した「革命」という兵器 軍隊を使って他国を占領するなど、現代の帝国に言わせればコストの無駄、あるいは下策中の下策に過ぎない。真に知的な略奪とは、ターゲットとなる国民に「自由」や「解放」とい...